shopifyアプリ「Matrixify」で商品を一括登録する方法。

shopifyアプリ「Matrixify」で商品を一括登録する方法

こんにちは。ディレクターの八尾です。
もうすぐ4月が終わり、ゴールデンウィークですね! 1年が早くびっくりしています!

1年ほど前からShopify(ショッピファイ)でのECサイト制作に携わる機会がありました。今回は、実際にShopifyで便利だったアプリについてご紹介します。

Shopify(ショッピファイ)とは

Shopifyとは、世界175ヶ国以上で、100万以上の店舗に利用されているECサイト制作プラットフォームです。
Shopifyストアに公開されているアプリを使うことで、サイト毎に様々なカスタマイズを行うことが出来ます。

そこで、今回は他のネットショップShopifyでリニューアルを行う際に、ほぼ必ず行う必要があるであろう、データ移行について、便利なアプリがありました!

Matrixify

今回ご紹介するのはMatrixifyというアプリです。

Matrixifyでは他のネットショップからももちろん、様々なデータをShopifyへデータ移行させることが出来ます。
Matrixify公式ストアはこちら。

管理画面です

このように、ピンクの枠の部分よりデータのエクスポート設定、青枠部分よりデータのインポートが可能です。

Matrixifyの特徴としてインポート時にCSV形式だけでなくExcelが使えます。

Excel関数をそのまま残したまま、インポートすることが出来きます。
例えば、他のショップからエクスポートしたデータ参照用シートを残し、インポート用のシートでは、商品IDさえ登録してしまえば、VLOOKUP関数を使い、商品名、商品紹介テキスト、値段、在庫、などを一気に入力することが可能です!

Matrixifyでは商品以外にも以下の項目のデータをインポート、エクスポートすることが出来ます。

  • 商品
  • 自動コレクション
  • 手動コレクション
  • 顧客
  • クーポン
  • 注文
  • 下書き注文
  • ページ
  • ブログ記事
  • 301リダイレクト
  • 支払い(エクスポートのみ)
  • アクティビティ(エクスポートのみ)
  • ファイル
  • ストア設定情報

商品登録方手順

雛形のダウンロード

まずは商品登録に必要なExcelの雛形をダウンロードします。
エクスポートの設定では必要な項目にチェックを入れることも可能です。「Advanced」のタブでは、「ID」名や、「Handle」名などでフィルタリングすることもできますので、商品ごとにデータを抽出することも可能です。

デフォルトでも基本的な項目にチェックが付いていますのでそのままインポートしてもOKです。

エクスポートしたい項目にチェックを入れます。

登録用データ作成

ダウンロードしたExcel(商品登録がない場合は雛形がダウンロードされます)にHandle、Title、Body HTMLなどの必要な項目データを入力します。
1商品につき、1行入力してください。

Body HTMLにはHTML使うことが出来ます。

雛形データ
商品データインポート用Excelです。


バリエーションが複数ある場合は、商品名などそのままで、バリエーション組み合わせ項目分の行を増やす必要があります。

バリエーション例
バリエーション登録方法

インポート用のデータが出来ましたら、Importの枠内にファイルをアップロードします。

管理画面
水色の枠内にアップロードします

アップが完了すると、オプションが選択できます。デフォルトで「Transliterate Handles to English alphabet」にチェックが付いているのですが、Handle名を日本語で入力している場合はこちらのチェックを外してください。

オプション

右下にある「Import」のボタンを押すとインポートが開始します。
商品数が多いと、数十時間掛かることもありますが、インポートが完了するとメールで通知が届くので安心です。
また、インポート後は結果をダウンロードすることができますので、不具合があり登録が出来なかった商品についても知ることが出来ます。

登録結果画面
商品管理画面に商品が登録されます

これで商品登録は完了です!

最後に

「Matrixify」は無料でダウンロード可能なアプリです。ただ、無料プランだと1日にアップロードできる商品数が10と少ないので、BASIC以上での運用をおすすめします。

私が携わった案件では商品数が3000点ほどでしたので、こちらのアプリで一括登録することができ本当に助かりました! 画像のみ手動で登録しました。

また顧客データの移行、ブログページの移行などにも使えるので、他のECサイトからリニューアルする場合はとても活躍するアプリだと思います。